BPMN(Business Process Modeling and Notation)
BPMI(Business Process Management Initiative)が開発し、現在はOMG(Object Management Group)が保守・仕様管理している“業務プロセスをワークフローとして描画する国際標準記法”。記法を標準化することで全てのビジネス関係者が容易に理解できることを目的としている。
また、業務プロセスとシステム実装間のコミュニケーションギャップを埋める目的も期待されているため、作成された業務プロセスモデルをITシステム(BPMS)へ取り込めるように機能仕様が定義されている。現在のバージョンは2.0。
iGrafx Platform エクスプローラウィンドウ上に、アクティビティリストを表示します。図表内に含まれているアクティビティ名称の一覧が表示されることにより、図表の内容を展開表示させることなく、確認できます。
さらに図表内に含まれているアクティビティの記述を表示し、アクティビティ担当者、責任者など関連情報も確認できます。
iGrafx Platform上で、図表内に含まれているアクティビティのリスクの影響、発生可能性をその危険性[度]毎に色分けする事にしました。
赤色:危険度が非常に高い
黄色:比較的危険度が低い
緑色:危険度が極めて低い
また、過去の事例やトラブルをデータベース化して、参照することができるようにすることで、想定外の突発的な事故やリスクが発生した場合でも、その影響を最小限に抑えることができると考えました。このリスク設定機能により、食品衛生管理担当者には維持管理をしやすく、現場作業者には危険性[度]表示されているアクティビティに注視しやすくなりました。
ダッシュボード機能
ダッシュボードは、企業の重要なステータスおよびパフォーマンスメトリックの概要ビューを設定する場所を提供します。iGrafx Platform上では、時間ベース、カテゴリベース、およびロールアップデータを使用して、パフォーマンスインジケーターのグラフ作成機能を提供します。パフォーマンスインジケーターチャートは高度にカスタマイズ可能で、パフォーマンスインジケーターデータを視覚化するための幅広い表示オプションを可能にします。チャート機能のいくつかのクイックガイドについては、次のサンプルチャートを参照してください。このダッシュボード機能により、品質管理担当者に維持管理しやすく、視覚的に現在の状況や問題点を把握できます。
文書Word形式で出力機能
リポジトリに格納されたフローチャートやプロセスオブジェクトのリレーション情報をWord形式で出力することができます。HACCPマニュアルの可視化、文書管理できるようなカスタマイズをすることできます。
HACCPが施行されると、HACCP対応で重要な「食品温度管理」「金属検査」 「放射線検査」する必要がありますが、現時点は手作業で紙に記録し、保管・管理されている場合が多い状況です。人件費が高騰して人手が足りないという課題が出てきたり、記録漏れや測定ミス発生の可能性が高くなるなど業務管理性や生産性が低下することが予測されます。
「IoT」なら、製造場や冷蔵庫・冷蔵ショーケースにセンサーを設置してデータを自動的に取得し、人による手作業工数の削減が可能が可能となります。さらに記録漏れや測定ミスなどを予防し、管理業務の効率化に役立ちます。